子孫の負担なく自然の中で眠れます
現在70歳を超える団塊の世代の方々は、非常に元気でパワフルで、時間に余裕ができてきて様々なことに挑戦している人が多いようです。
日本人は世界一の長寿国と言われていますが、この世代には人生の終わりが見えてきたと感じ「終活」に励んでいる方もいらっしゃいます。
それは戦後すぐの生まれで団塊の上の世代とは価値観が大きく異なり、核家族化が進み家制度が希薄になっていった世代であるので、老後は子どもに面倒をみてもらうんだという意識も薄くなっていったように思われるためです。
自分のことは自分でケリをつけるんだという意識が強いのでしょう。
昨今はお墓の考え方が柔軟になってきたようです。
お墓と言えば「先祖代々の墓」に家族みんなが入ることが決定していたようなもので、お彼岸には家族総出でお墓参りに行ったものですが、最近はお墓参りに行く人は減っていき、若い人はお墓や先祖のことは無頓着で、墓地には無縁仏が増えて荒廃してしまっているという話です。
この状況は今後も広がっていくでしょう。
そこで樹木葬という選択肢があります。
仙台近郊に清浄山禪興寺があり、ここでは自然豊かな山林の中を墓地の区画として開発し、ただ従前のような石造りで整備したり石のお墓を造るのではなく、お好きな樹木を植樹してそれを墓標にして遺骨を埋葬するものです。
一度埋葬してしまえば墓の掃除は必要なく、ただ墓標の樹木に手を合わせるだけでいいのです。
子孫に墓の負担をかけたくない、死後は自然の中で静かに眠りたい、と考えている方々に好評です。